ソルジャーの日記

ソルジャーがTwitterで書ききれないことを書きます。

外資系で働くということについて②

【前回のあらすじ】

このブログは中流低スペックの筆者が成り上がっていく様をお届けする読み物です。

※尚まだ成り上がっていない

 

 

こんにちは。元リース屋です。

前編では日系金融機関と外資系メーカーの労働環境、人間関係から働き方の違い及びその感想について書いていきました。

後編では、日系企業で働く皆様のよくイメージする外資系の「給与の話」及び「リストラの話」等、リスクについて書いていこうと思います。

 

3.給与による働きやすさ

外資系の給与のイメージって、ざっと挙げると下記のような感じなのかなと思います。

・成果次第ではすごくたくさんお金をもらえる。

・逆に成績が悪いと無給になるリスクも

 

僕は外資系に行きたくて行ったわけではなく、転職活動をしていて一番最初に内定が出たから今の会社に入ることを決めました。日系金融機関でヌクヌクと働いてた僕も、上記のイメージは何となく持っていましたし、前職の先輩も「数字だけの世界にいってやっていけるのか」みたいなことはすごく言われました。

 

で、数か月働いてみてどうかというと、ですが…。

 半分合ってて半分違うな

という印象です。 具体的に解説していきます。

まず僕の給与形態ですが、

基本給+みなし残業+セールスインセンティブ+α=年収

という感じです。ベース給と言われるのが基本給+みなし残業の部分ですね。ここは成績の良し悪しにかかわらず変動しません。よって、「無給」状態になる可能性は今のところありません。

そして、このベースの部分が400~600万ぐらいのレンジなので20代独身男性一人が生きていく分には問題ない金額だと思っています。ですので死ぬことはありません。たぶん。

 

そして成績によって変動する部分がセールスインセンティブです。俗にいうボーナスですね。めちゃくちゃ数字やればインセンティブだけで1,000万超えます。すごい世界ですね。

 

…ということは逆もしかりです。もらえないこともあります。一応年二回インセンティブが支給されるのですが、期末の数字によってはインセンティブの返還が発生します。日系にいると「ボーナスの返還」って死にたくなりますねw

 

こんなプレッシャーがありますので、セールスからすると「数字は人権」ではなく「数字は人生」なのです。ですので、前記事で書いた通り「仕事を邪魔する人がいない」のです。誰だってお金はたくさん欲しいのです。

 

そして最後、+αの部分ですが、弊社では「キャンペーン」と言っています。

要は、期間を定めて対象商品を指定し、「~までに××個売れば50万円支給!!」みたいな感じです。

 

これ、本当に驚きましたね。ちなみに前職の場合だと「〇〇の契約を取れば、その業績考課(社内目標上の数字)の収益1.5倍!」みたいな感じでした。この辺りは「外資系っぽいなァ…」と思いましたね。これ結構仕事やる気になりますよ。

 

これら事実を見て、働きやすいと考えるかどうかは個人の価値観次第かなと思います。

僕はどうかと言いますと「あまり気にしていない」というのが正直なところですね。ただ生活水準を落とさないために淡々と仕事をする。チャンスがあれば絶対につかむ。ということだけ意識してます。そうすれば何とかなるかな~と。甘いですかね?笑

少なくともDead or Aliveの世界ではない会社で働いているのでそこまで大きなリスクとは考えていません。

 

ところでTwitterを眺めているとよく

「無能なおっさんが自分より高い給料もらってるなんて許せない!」

系のツイートを見かけます。個人的にはそんな感想を覚えてイライラするぐらいなら成果報酬制の給与体系の会社に行けばいいじゃんって思いますね。それで「いやでもそれは…」と言うぐらいなら文句は言うべきじゃないですし…。そういう環境にいることを選んでるのは自分ですよね?と。

スミマセン、小言でした。

 

4.リストラについて

最後にこれですね。リストラ。いわゆる解雇ってやつです。実際あるのか?

あります。

僕が入社する数年前に事業部の中で組織整理?みたいなものがあり人員整理があったそうです。その中で、俗に言う肩叩きがあったと。そして実際人は減ったそうです。

僕はまだ体験してないので詳しくは書けませんが、他にもセールスで肩叩かれたという人がいるという噂もちらほら…。

僕が肩を叩かれた際には声高々に

「やっぱり外資って怖い!!」

と叫びます。その時は慰めてください。

 

5.僕の役に立たない私見

ここからは私見です。

現在、外資に限って「リストラ」というリスクが顕在化していますが、終身雇用が崩壊しつつある以上、日系企業に身を置く人にもリストラリスクについては誰にでも生じうるリスクなのかなと思っています。

僕が度々ツイートしていますが、2018年は本当にリストラを彷彿させるニュースが多かったと思います。

 

富士通

www.nikkei.com

 

MUFG

www.nikkei.com

 

NEC

toyokeizai.net

 

日立製作所

www.nikkei.com

 

挙げるとキリがないのでこの辺でやめときます。

いずれも日本の先頭を走るリーディングカンパニーたちです。これらの企業が「重複業務の清算」を目的に統合と称したリストラの準備をしています(思いっきりリストラと書いている記事もありますが)。この大手企業がリストラを始めたら、その傘下の企業や、規模の小さい会社がリストラをしない理由があるでしょうか?僕は無いと思います。そういう意味においては、外資系のリストラリスクはリスクで合ってリスクでない、誰にでも潜在的に存在するリスクだと考えています。

 

ですので

外資ってリストラリスクあるから怖い…」

って言っている人を見ると

「いや、君も全然可能性あるから…」

と思っています。言いませんが。

 

6.まとめ

色んな観点から働きやすさについて考えてみました。

危機感(?)に関しては良くも悪くも収入が安定しないので、悪い意味で安定しないと嫌だなあという危機感はあるかなと思います。

 

その他に関しては、そうですね…。ぶっちゃけあんまり変わらないかなと。人間関係が一番じゃないですか?人間関係のストレスがあると本当に働きにくいですから。優秀な人がたくさんいる、将来性のある大手企業に行くとその変な人がいる割合も減るような気はしてます。そこに日系も外資も関係ないと思いますね。

 

ですので結論を敢えて書くとすれば「日系企業外資系企業も大差なし。ただし僕は今のところ外資の方が働きやすい」って感じでしょうか。答えになってますかね?

それではこのテーマはこれにて。

 

また何かこのテーマで書いてほしいということがあれば質問箱にでもぶん投げて下さい。面白そうだと思ったらブログで書いていきます。それではお付き合い頂きありがとうございました。